つらい頭痛を改善するためには
正しい理解から
「こめかみがズキズキと痛い…」「頭が何かで締め付けられているように痛い」
などつらい症状が続き、 頭痛で悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
頭痛は、繰り返し起こる頭痛(一次性頭痛)と病気が原因となって起こる頭痛(二次性頭痛)の2つに分けられます。
そこで今回は、一次性頭痛のなかで代表的な頭痛である「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」という3つの頭痛について、 症状や原因、予防するための対策、痛みが起きた時の対処法などを詳しくご紹介します。
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目次
頭痛に関するよくあるお悩み
- 慢性的な頭痛で悩んでいる
- 痛みがいつ起こるかわからないので不安だ
- あらゆる薬を試したが改善しない
- 眠れないほど激しい痛みが続くことがある
頭痛を改善するためには
原因や症状を知ることが大切です
頭痛にはいくつかの種類があり、それぞれが引き起こされる原因も異なります。
ここでは「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発性頭痛」の3種類の頭痛について、痛みが起こる原因や症状、発生する頻度などについてご紹介します。
片頭痛
1つ目にご紹介するのは片頭痛です。
頭痛でよくみられる「ズキズキと頭が痛い」症状はこの片頭痛であることが多くなっています。
片頭痛は、女性に多くみられる頭痛です。
●症状
ズキズキとした痛み以外にも、片頭痛には以下のような症状がみられることがあります。
・普段であれば気にならない程度の光を眩しく感じる
・音や匂いに敏感になる
・嘔吐する
また視界に光が出現する、閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる前兆症状が現れる場合もあります。
●原因
片頭痛は、脳の血管が広がることで神経が圧迫、刺激されて起こるといわれています。
●発生頻度
片頭痛の特徴である「ズキズキとした痛み」や「こめかみやまぶた付近が痛む」症状が、多い人では1か月の間に約15日以上起こるといわれています。
緊張型頭痛
次にご紹介する頭痛は、緊張型頭痛です。
日本人の15歳以上で、およそ5人に1人がこの症状に悩まされているともいわれています。
緊張型頭痛は、過度の緊張やストレスが関連して起こる頭痛の総称でもあります。
日本人が発症する慢性頭痛のなかで、もっとも患者数が多いといわれています。
●症状
片頭痛のように「ズキズキ」と痛むのではなく、頭を締め付けられるような痛みがあります。
その他に頭痛以外の症状として、首や肩、後頭部のコリやめまいなどが現れることもあるようです。
●原因
パソコン作業やゲーム機の使用、車の運転などで長時間にわたり不自然な姿勢を続けることが、緊張型頭痛の原因の1つに挙げられます。
その他には、不安や緊張などの精神的なストレスによって神経や筋肉の緊張が高まることで、頭痛を引き起こす要因となる場合もあります。
●発生頻度
発生する頻度や時間には個人差があります。
数時間でひく場合もあれば、痛みが数ヶ月以上続くなど、慢性化するケースもあるようです。
群発頭痛
3つ目にご紹介するのは群発頭痛です。
この頭痛は、左右のどちらか一方のこめかみや目の周辺に痛みが起こる頭痛です。
群発地震のように、ある一定の期間に集中して痛みが続くことから、群発頭痛と呼ばれています。
●症状
群発頭痛の特徴的な症状に激しい痛みがあります。
その場にじっとしていられないほどの激しい痛みが生じ、痛みはやがて眼のまわりへと広がります。
非常に激しい痛みのために、じっと座っていることすら困難な場合もあるようです。
痛みの持続時間は15分から3時間程度とかなりの幅があります。
その他、目のまわりの痛みとともに、鼻づまりを起こしたり、鼻水が出たりすることもあります。
発生する頻度は、群発的に1~2か月の間に集中して起こります。
●原因
私たちの目の奥に、脳の視床下部という場所があります。
この視床下部が何らかの原因で刺激を受けると、耳の前にある三叉神経という神経が痛みを感じ、三叉神経がつながっている目の奥に激痛が走るのではないかと考えられています。
●発生頻度
群発頭痛が起きている期間を「群発期」と呼びます。
痛みが起こってから一回の群発期で鎮まる場合もありますが、半年~2年おきに群発期を繰り返す場合もあるようです。
痛みがつらい時の
対処法や予防法
頭痛が続くと普段の日常生活にも悪影響を及ぼすため、できるだけ早く改善したいものです。
こちらでは、ご自分で行える対処法や、普段の食生活でほんの少し気を付けるだけで予防になる対策法などを、片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛のそれぞれでご紹介します。
片頭痛
●対処法
片頭痛は首の後ろをアイスパックなどで冷やすと良いといわれています。
首の後ろが片頭痛のツボといわれているため、冷やすと痛みを緩和する効果が期待できます。
●予防法
片頭痛は脳の血管が広がり、神経が圧迫、刺激されることで起こるといわれています。
そのため、脳の血管を拡張させる物質を含む食品をなるべく摂らないことが頭痛への対策となります。
血管を拡張させる物質には「チラミン」や「ポリフェノール」といったものがあります。
玉ねぎやチーズにはチラミンが含まれていて、チョコレートやワインなどにはポリフェノールが多く含まれているといわれています。
緊張型頭痛
●対処法
緊張型頭痛への効果的な対処法に「頭痛体操」というものがあります。
体操の中の1つに腕振り運動というものがあります。
・左右のひじを軽く曲げて、両手を胸の前に水平の姿勢にします
・この状態から、両肩を左右交互に振るようにします
※頭は正面を向いたまま動かさないようにしてください。
●予防法
緊張型頭痛を予防するためには、頭痛の発生源となる首や肩を普段から冷やさないようにすることが大切です。
また入浴する際、湯船の中で両手を首の後ろで組み、首を温めると首の筋肉がほぐされて頭痛への予防効果が期待できます。
群発性頭痛
●対処法
群発性頭痛への完全な対処法は未だみつかっていないようです。
群発性頭痛が始まったらまず医師(できれば頭痛の専門医)の指示を仰いでから、内服による対処が一般的なようです。
●予防法
群発性頭痛の症状が現れている期間は、飲酒や喫煙は避けましょう。
飲酒や喫煙によって血管を拡張させたり、神経を刺激したりすると頭痛を誘発する原因となることがあるようです。
吉田鍼灸整骨院の
【頭痛】アプローチ方法
頭痛の原因に合わせてさまざまなアプローチを行います。
特に多い筋肉の緊張からくる緊張型頭痛や片頭痛に対しては、筋緊張の緩和や血流の改善を目的として「鍼灸」「ハイボルト」「ボディケア」「猫背矯正」を患者様の症状や体質などに合わせて行っていきます。
●鍼灸
首肩まわりの筋肉を鍼灸によって緩めて、血流を促進します。
また、自律神経の乱れが原因のものは、ツボへの刺鍼により自律神経のバランスを整えて症状の改善を図ります。
●ハイボルト
痛みの原因となる神経に対して、深部まで届く電気刺激を与え、首肩まわりの筋緊張や痛みの緩和を目指します。
●猫背矯正
猫背を改善することで筋肉への負担を軽減して、頭痛の根本改善を目指します。
猫背によって頸椎のカーブが崩れたり、巻き肩になったりしていると、頭の重さを首肩まわりの筋肉が支えにくい形になります。
その状態だと筋肉がいつもより余分に働かなくてはならないため、筋肉の硬さやコリにつながりやすくなります。
●ボディケア
首肩まわりの筋肉を手技やストレッチでほぐし、筋緊張の緩和を図ります。
著者 Writer
- 吉田 直樹
- 資格:柔道整復師・鍼灸師
生年月日:1991年11月27日
血液型:O型
趣味:野球観戦
患者様とのコミュニケーションを大切にして施術をさせていただきます。
施術案内
Treatment guide
保険施術
寝違えやギックリ腰、スポーツでのケガなど急に痛めて原因がはっきりしているものは保険施術の適用となります。
炎症の程度によりアイシングや筋肉をほぐしたり電気をかけるなどして治りを促進するようアプローチしていきます。
鍼灸
鍼やお灸を用いて身体のツボを刺激することで、自然治癒力を高めて回復を促したり、深部の筋肉を緩めていきます。
肩こりや腰痛、五十肩など幅広い症状に対応することができます。
使い捨ての鍼を使用するため、衛生面も安心して受けていただけます。
美容鍼灸
鍼の刺激によりお肌のコラーゲンの分泌を促したり顔の筋肉をほぐして老廃物を流すことでたるみ、ほうれい線、むくみ、小顔などの効果が期待できます。
髪の毛程の細い鍼を使用するため、ほとんど痛みなく施術を受けていただけます。
ハイボルト療法
高圧電流により奥深くの筋肉や神経にアプローチをして、自然治癒力を高めることで症状の根本改善を目指す電気施術です。
痛みを抑える即効性が高く、レントゲンでうつらない筋肉の異常を見つける検査の役割も果たします。
猫背矯正
猫背による不良姿勢により負担がかかりやすくなり、特に肩周りの筋肉が硬くなってしまいます。
そこで、ストレッチポールを使い硬くなった筋肉をほぐした上で手技で矯正をすることで、無理なく正しい姿勢へと導いていきます。
全身調整鍼灸
頭痛や不眠、めまいなどの自律神経の乱れからくる、原因がはっきりしないものでも脈診や腹診などの東洋的なアプローチにより身体の状態をみていきます。
それに基づき全身の調整をしていくことで、体質から改善していくため、幅広い症状に対応できます。
骨盤矯正
当院ではAKA(関節運動学的アプローチ)を用いて矯正を行います。主に仙腸関節という骨盤の関節のズレを修正して関節の動きを改善させます。
弱い力で矯正を行うため、強い刺激が苦手な方でも安心して受けていただけます。
フットケア
ふくらはぎや足底の筋肉を重点的にほぐして血流を改善させて、老廃物の流れを活発にすることでむくみの解消が期待できます。
また、アーチや足の関節の矯正をすることで負担をうまく逃すことができ、足底腱膜炎や扁平足の改善が期待できます。
ボディケア
筋肉が硬くなるとその周囲の血管を圧迫することで血流が悪くなり筋肉への栄養が滞り、より硬くなってしまいます。
そのため、硬くなっている筋肉をマッサージやストレッチでしっかりとほぐしその負の連鎖を断っていきます。
超音波療法
専用の機械で超音波という細かい振動を身体の深部まで浸透させていきます。
超音波は皮膚との摩擦で熱に変わるため、奥深くの筋肉を温めてほぐします。
また、炎症を抑える効果もあるため捻挫や肉離れ等の急性期にも早期回復の効果が期待できます。
交通事故施術
交通事故の追突による衝撃によるむちうや倦怠感、その他の症状を放置しておくことにより慢性化したり後遺症を残してしまうこともあります。
そのため、早期に状態を判断してしっかりと施術を受けることが大事になります。
鍼灸メニュー
吉田鍼灸整骨院では「鍼灸」「美容鍼灸」「美容鍼灸+全身調整鍼灸」のメニューをご用意しています。
それぞれのメニューの特徴も掲載しておりますので、鍼灸にご興味のある方はぜひご確認ください。
当院のご紹介
ABOUT US
吉田鍼灸整骨院
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